『マン!!』 A:大ダコ。 B:正義の味方。 A01「ぐえっへっへっへ!突然ですが皆さんこんにちは!なんやかんやあって、ちょっくら真夏の   海水浴場で一暴れしております、ワタクシ、タコでーす!すっごいおっきいタッコでーす!   ぐえっへっへっへっへっへ、太くて長くてヌラヌラしてる、この自慢の八本足で!真夏のビ   ーチのイケてる水着ギャルを!おもむろに締め上げたり、巻き付いたり、それからえーと、   色々前のめりなことをし尽くしてくれるわ!」 B01「待ちな!」 A02「何やつ!?」 B02「スタンバイ、セーラー!レッツ!メタモルフォーゼ!!」 A03「何!?変身だと!貴様、まさか……!」 B03「スカート丈は膝上3センチ、ひだの数は36本!愛と度胸のセーラー服最終兵器!セーラー・   マン!!レディの扱いも心得ない海産物め、真夏の太陽に代わってお仕置きするぜ!」 A04「やはり現れたか、正義の味方!なんでマッチョなナイスガイがセーラー服を着込んでいるの   かわからんが、とりあえず変身したからには正義の味方なんだろう!俺様の邪魔をしようっ   たってそうはいかねえ!……まだ何もしてないのに!!」 B04「はっ!タコ型モンスターの攻撃パターンといえば足を伸ばして突き刺してくるか、捕まえて   触手プレイのどっちかだ!読めてるんだよ!とうっ!セーラー・ハイキック!」 A05「ば、馬鹿ヤロウ!スカートの中身を見せるんじゃない!ええい、タコ足、タコ足!!」 B05「セーラー・ハイジャンプ!ビルの3階ほども跳べるセーラー・マンのジャンプ力なら、お前   のタコ足が届かないところまでひとっ飛び!そして必殺!セーラー・かかと落とし!!」 A06「だからスカートの中身を見せるなと!ええい、これでも食らえ!」 B06「ぐわっ!な、何か飛んできた!?前が見えない!これは……タコの墨か!」 A06「ぐえっへっへ!タコの切り札といえば墨を吐くこと!だいたいは、大抵はそうだ!」 B07「くぅっ、俺、ピーンチ。……かくなる上は」 A07「ぐえっへっへ!とどめだ!」 B08「キャスト・オフ!!」 A09「な、なに!セーラー・マンの体から光が溢れて!?くそ、いったい何が起きている!」 B09「チェーンジ・セーラー!真夏の海でセーラー服を脱いだ俺!すなわち!」 A10「ば、馬鹿な!その格好は!!」 B10「夏季限定、セーラー・マン海辺バージョン!スク水・マン!セーラー服の下に着込んでおい   たのさ!」 A11「お前バカじゃねーの!?ほんとバカじゃねーの!?」 B11「スク水・ソバット!」 A12「ぐわぁー!剃り残したすね毛のジョリジョリ感がー!!」 B12「とどめだ!シュワンシュワン、きららん!両の手のひらから溢れ出る閃光!スク水・マン・   ビィィィーッム!!」 A13「ぎゃあああああ!ゆでダコになるー!ガクリ」 B13「……勝った!こうして、真夏の海水浴場はセーラー・マン改めスク水・マンの手によって守   られたのである!終わり!!」