『閉じた世界 〜prelude of catastrophe〜』 A:寒い担当。 B:ぬくい担当。 C:ゆるい担当。 A01「雪が降る。雪が降る。雪が降る」 B01「知らない。見えない。何もない」 A02「閉じた世界。外は白く、ぴゅうぴゅうと。ぴゅうぴゅうと」 C01「寒いねー。寒いよー」 B02「白いらしい。寒いらしい。らしい、らしい。関係ない」 A03「ガツガツと、バラバラと、硬いあられが降り注ぐ」 C02「あれ痛いよねー」 B03「そんな時代もあった。雪かきはつらかった。30分ひと昔なり」 C03「油断すると背中に入ったり、靴に入ったり」 B04「マフラー巻きなさい。長靴履きなさい」 C04「あー、それはぬくい。ぬくいよー」 A04「冷たい北風がガラス窓をノックする。がたがたがた、がたがたがた」 C05「うるっさいなー。テレビの音量あげてー」 A05「閉じた世界。壁にストーブ。中にコタツ」 B05「閉じた世界。ありがとう、ありがとう、閉じた世界」 C06「ふわぁ、なんだか眠たくなってきたー」 A06「寝るな!死ぬぞ!寝るなー!」 B06「視聴者困惑、突然のキャラ崩壊」 A07「メタなツッコミはご法度」 C07「おやすみー」 A08「ぬくい」 B07「ぬくい」 (※SE:ストーブのビープ音) A09「げに恐ろしきこと。ストーブの灯油が切れた」 B08「さて誰がストーブの灯油を入れに行くのか」 A10「は、誰がストーブの灯油を入れに立つものか」 C08「ぐーぐー」 B09「たぬき寝入りの疑いあり」 A11「しかし待て。果たして本当にストーブは必要か」 B10「確かに。コタツさえあれば」 A12「我々は生きていける」 C09「争いの根はー、誰かが絶たねばならぬー……」 B11「ぬくい」 A13「ぬくい」