『テイスティ、歌って食べる、きなこ餅』 A:女性。偉そうなこと言っておいて実は自分のほうが字余りが多い。 B:男性。肝心な部分に突っ込みを入れないのは面倒くさがり故か。 A01「きなこ餅、ああきなこ餅、きなこ餅」 B01「なぜ俳句?いいから黙って、食ってろよ」 A02「きなこ餅、甘くておいしい、きなこ餅」 B02「冷めるから、さっさと食べろ、きなこ餅」 A03「I think that,Kinakomochi is tastey」 B03「さっきから、同じことしか、言ってねえ」 A04「だってほんとに、大好きだものー」 B04「……連歌かよ、要らんところで、機転きく」 A05「36回、つなげてみるるー?」 B05「ちょっと待て、今の下の句、おかしくね?」 A06「えー、だって、あなたもさっき、字余りしてる」 B06「知らねえよ、頭使うの、面倒だ」 A07「賢さで、私に敵うと、思うてか」 B07「いばるなよ、うっとうしいから、いばるなよ」 A08「きなこ餅、私の勝ちだよ、きなこ餅」 B08「いいけどさ、そろそろやめない?きなこ餅」 A09「……きなこ餅、固くなったよ、きなこ餅」 B09「……うん、だからさ、そろそろやめようぜ」 A10「うう、ごめん。かわいそうな、きなこ餅」 B10「まだ言うか」