イルミナティ・コール ----------------------------------------------------------------------------------------------------------- 【あらすじ】 それは、一本の間違い電話から発生する「濃い」物語。 中二病で、学生だというのに、友達も居ない男。 同じく中二病で、学生だというのに、友達も居ない女。 そんな男女が、一本の間違い電話から、互いに関心を寄せ、そして惹かれ合っていく。 中二病同士だからこそできる相談。 中二病同士だからこそできる共感。 そして、中二病同士だからこそできる恋。 この二人の結末やいかに? ----------------------------------------------------------------------------------------------------------- 【イルミナティ・起 #01】 【出演】 ダーク・ファントム・ナイト(大宮 久路(おおみや くろ)):男。闇の中二病。一匹狼。 シャワー・オブ・オ・レイ(浦和 光(うらわ ひかる)):女。光の中二病。闇の組織と疎通がある。 サーヴァント A(大宮 弥美(おおみや やみ)):女。久路の妹で、ノーマル。 マシン「トシン」:女性機械音。電話。(トシンを呼ぶときは、「ト↑シ→ン→」としてください。。。) ファイナル・エネミー:男。ゲームでのラスボス。 (戦闘中っぽい音) ファイナル・エネミー#01「ふはははは!この程度か小童よ…ワシの体力はまだまだ残っておるぞ!」 ナイト#01「くそっ!このファイナル・エネミーは手強い・・・もっと強大なちからが欲しい!チカラがっ!!」 ファイナル・エネミー#02「貴様ら人間ごとき、いくら束になっても儂を倒すことはできん!   くらえ!!我が魔族最強の技!   ダークマター・アステロイド・ディメ…」 トシン#01「ナイト!エレクトリカルコールデス! ナイト!エレクトリカルコールデス!」 (トシンの声、「ピッ」までずっと鳴っている) ナイト#02「この声は・・・トシン!?まさかコールがきたというのか!?」 トシン#02「ナイト!エレクトリカルコールデス! ナイト!エレクトリカルコールデス!」 ナイト#03「ふむ・・・?   パブリシティ・エレクトリカル・ナンバーだと・・・?誰だ??」 (ピッ) ナイト#04「はい?」 レイ#01「こちらはレイ。明朝まで待てぬノットスタンが発生した。   今度のエネミーは、我らのチカラではどうすることもできん。   今直ぐにお前のダーク・アビリティが必要だ。   ランデブーポイント”SAKURA”に、今すぐ来るように。それでは。(ガチャッ)」 (プーップーップーッ・・・) ナイト#05「なんだ今のエレクトリカルコールは・・・まあ放っておこう。どうせパブリックだ。   さて・・・バトル・コンティニュー・オブ・ファイナルエネ・・・」 サーヴァント A#01「ちょっとお兄ちゃん!!さっきからご飯だって言ってるんだけど!!」 ナイト#06「ふっ・・・ファイナルエネミー・・・今は休戦だ・・・」 (トントントンと、階段を降りる音) サーヴァント A#02「あ、ようやくきたー。   今日はカレーだよ〜お母さんは仕事が遅くなるって言ってたから、食べちゃおう」 ナイト#07「我が名を口にするときは、マスターまたはダークファントムナイトと呼べ!   ・・・お、これは鼻腔をくすぐるな・・・おっと、その前に儀式だ。」 ナイト#08「悠久の時を経た汝らを、我の命として賜ることをここに感謝し、我ここに汝らに祈りを捧げん。   願わくば汝らの永久たる繁栄により・・・」 (ナイトに被って)サーヴァント A「いただきまーす!」 サーヴァント A#03「ごちそうさまでした!」 ナイト#09「・・・得たりし。ありがたく、頂きます。」 サーヴァント A#04「え、これから??」 ナイト#10「ふむ。今宵の食も美味であった。流石は我がサーヴァント。」 サーヴァント A#05「う・・・うん・・・ありがと・・・」 ナイト#11「さて、我はファイナルエネミーを討伐してくる。何かあったらマスターと叫ぶように」 サーヴァント A#06「あ・・・・わかった・・・」 (トントントンと、階段を上る音) トシン#04「ナイト!エレクトリカルコールデス! ナイト!エレクトリカルコールデス! ナイト!エレクトリカルコールデス!」 (トシンの声、「ピッ」までずっと鳴っている) ナイト#12「またこのナンバー?誰なんだ一体・・・   ここは一つ、我が魔法”コンプライン・メロディ”にて駆逐させてやる!」 トシン#05「ナイト!エレクトリカルコールデス! ナイ・・・」 (ピッ) レイ#02「貴様!ノットスタンという事が解からんのか!奴らの侵食はもう始まっているんだぞ!   今からでも遅くはない!今直ぐに”SAKURA”へ来い!!」 ナイト#13「誰だ貴様!   私をダークファントムナイトと知っての愚行か!」 レイ#03「貴様・・・私の声を忘れたのかっ!?   ・・・まったく、仕方がないやつだ・・・   いいから、今直ぐに”SAKURA”だ!   今から10分だけ待ってやる。遅れたら・・・ただで済むと思うな!」 ナイト#14「エレクトリカルナンバー?ランデブーポイント?(小声で)こいつ・・・」 レイ#04「一秒でも遅れたら、我が”ハーデスの鉄槌”を下すぞ。よいな?」 ナイト#15「ハーデス?鉄槌?やっぱりこいつ・・・俺と・・・同じ・・・」 レイ#05「なにをぶつくさ言っている!聞いているのか!」 (続く?)