〜勧誘〜 ー呼び鈴ー  ○「―はい」  ●「こんにちは。私,シトルリュバッキンデガモ教会から参りました,    第47856番目の雫,ヤオイスティックと申します。    本日は貴方に私どもの活動と教祖ヘモグラシウスの教えを知って頂きたく―」  ○「結構です」 ー呼び鈴ー  ○「―はい」  ●「私,シトルリュバッキンデガモ教会から参りました。第47856番目の雫,ヤオイ…」  ○「…あの。聞こえてましたから。」  ●「―はい?」  ○「お断りしたのです。結構ですと。」  ●「…本日は貴方に私どもの活動と教祖の…」  ○「おい。続けるな。帰れ帰れ」 ー呼び鈴ー  ●「ちはーミカワ屋です。」  ○「いやいや。さっきの人でしょ。シトルなんとかの」  ●「シトルリュバッキンデガモです。」  ○「―はあ。切りますよ」 ー呼び鈴ー  ●「おじちゃ〜んトイレ貸して〜おしっこ漏れちゃうよぉ」  ○「―いい加減にしないと警察呼びますよ」  ●「…駄目ですか」  ○「駄目です。あなた少し頭がおかしいんじゃないですか。ミカワ屋の次は幼女のマネですか」  ●「…ええ。お好きかと思いましてね。」  ○「はい?」   ●「これね。うちに誤って配送されたんですよ。」  ○「ちょ,ちょっと勝手に開けたんですか」  ●「幼女の…」  ○「え。」  ●「染みつき… あ、お母様って何時頃お帰りになります?」  ○「えっ,ちょっとそれは待ってください」  ●「―はい。それでは,シトルリュバッキンデガモ迫害の歴史からお教えしましょう」 ー呼び鈴ー  ○「こんにちは。私,シトルリュバッキンデガモ教会から参りました,    第47857番目の雫,ローリパーンツと申します。本日は私どもの活動を知って頂きたく…」