DVDを擬人化してみた --------------------------------------------- 基本、DVDの気持ちで進行します。 バイトAとバイトBはエキストラ的な。 --------------------------------------------- ああっ!ご主人様っ!! 今日はボクを選んでくれるのですね!良かったです! 昨日は、あの憎き「はやわざ 春にでる亀頭」という痴漢モノでしたからねぇ… 話題の新人だからって、ご主人様に媚びへつらうとか許せませんよ! ボクはなんっといっても、あの超大作「パイパニック」ですよ!? もう十数年のパートナーなのですからねって…あ、あれ?? ご主人様、なんでボクをとり出しちゃうのですか? え?「表面が傷だらけだ」ですって!? だからもう捨てる…ですって!? そんな!ボクはご主人様の快楽のために、一生懸命尽くしてきたのに… プレイできないだけで、こうも簡単に捨てられてしまうんですか… …わかりました…ボクはもう、その役目を終えます。 プレイできないDVDなんて、ただのコースター… いや、恥ずかしくてコースターにすらなれない。 ボクは潔く、身を引きます。 いままで、ありがとうございました… ・ ・ ・ バイトA「今日さー、すんげー珍しい客が来たんだよねー」 バイトB「へぇ。どんな?」 バイトA「それがさ、もう十何年前のB級DVDを買っていったんだよ!タイトルはな…(フェードアウト)」 ・ ・ ・ かさかさ(開封音) (SE:以後、DVDプレーヤーの感じで) カチャン…ウィーン…かさかさ(セットしている音)…ヴィーン…(閉まる) ヴィイイイ!…キュキュ…ヴィー!!…キュキュキュ ・ ・ ・ …どうもこんばんわ!ボクはパイパニックのDVデ…… …あっ!また会えた!ご主人様だ!!!