片思い 男「なあ」 女「ん?」 男「ユキから電話あってさ」 女「ユキちゃん?」 男「そうそう、ガキの頃よく遊んでただろ」 女「忘れるわけないじゃん シュウとヒロにいつもいじめられてた時慰めてくれてたんだから」 男「あれはだな・・・すまん・・・」 女「あはは、気にしてたら今シュウと一緒になってないって」 男「そうか?あの時は悪かったな お前がヒロと仲良く楽しそうにしてるのがなんかムカついてな」 女「あっ、もしかしてヤキモチ〜?」 男「う、うるせ!うるせえ!うわ、顔熱っ」 女「真っ赤になってる〜、照れ屋なところは昔から変わらないね」 男「うわ〜、なんかいろいろ思い出してきちまった恥っず」 女「よしよし」 男「お前、それ逆効果・・・」 女「あはは、わざとだよ〜。昔の仕返し!な〜んてね でどうしたの?」 男「どうしたのって?」 女「んもう!ユキちゃんからの電話の話!」 男「あ、ああそうだった お前、あの頃の約束覚えてるか?」 女「約束?なんだっけ?」 男「ほら15年後のクリスマスに」 女「あー!カプセル!」 男「そうそうあの時埋めたカプセル掘りに行こうぜって話し」 女「懐かしいね〜、うんうちは大丈夫だよ」 男「はっはっは、お前の返事聞く前に行くって言っといた」 女「だと思った」 男「あの時はお前に振り向いてもらいたかったっていうか・・・ お前ともっと仲良くなりかったっていうかな・・・ でもお前いっつもシュウにばっかり懐いてて」 女「やっぱヤキモチなんじゃん」 男「ま、ずっと片思いだったからな ヤキモチくらい妬くさ ・・・俺のこと選んでくれてありがとな」 女「うわ、恥っずかしい!そんなクサいセリフ言えんだあんた?あははは」 男「・・・」 女「また顔赤くなってるよwいい子いい子してあげる」 男「お前・・・昔はそんなキャラじゃなかっただろ」 女「シュウのおかげかな」 男「昔いじめてたせい?」 女「それもあるかもしれないけど、 本当に寂しかった時はいつも一緒にいてくれたじゃん? あれ、すごく嬉しかったんだ でもずっと頼ってばかりじゃいられないと思って強くなったんだよ」 男「あれは俺が一緒にいたかったからってことにしといてくれw おほんっ、これからも頼ってくれていいんだぞ?」 女「はいはい、これからも末永くよろしくね」 男「大事にする」 女「シュウ照れすぎ〜」 男「あー、楽しみだなぁクリスマス」 女「あ、ごまかしたwでも楽しみだね」