dacco姫「ふうむ、良い湯であったわ、それにしても最近どうも肩がこっていかん……これ、そこな畜生」 俺「は! お呼びでしょうか姫(ひい)様」 d「うむ、少々肩が凝ってな、悪いがちいとばかり「まっさあじ」をしてくれんかの?」 俺「ままままっさーじですかっ! こっこの畜生以下のゲロクズ同然の私が?」 d「うむ、よきにはからえ」 俺「では早速っ!」 d「あっ! これっ、そんな所を揉むやつがあるか、この阿呆め!」 俺「申し訳ございません、恐れ多くて目を閉じていました、それでは気を取り直して!」 d「くぅ、んっ! ばか者、最初からそんなに力を入れてどうする、もっと優しくせんか」 犬「はぁ、はぁ、風呂上りのひい様の香りが、くっ!」 d「あーきもちいい、そこじゃ、そこをもっと、んー!」 犬「はんにゃーはらみーたーしきそくぜーくーいっさいやーくしゃりーしー」 d「む、変わった趣向じゃな、まあよい、次は腰周りも頼むぞ」 犬「は! 腰、腰、えい!」 d「ふ、んっ! うつけ者めそれは尻であるぞ、もそっと上のほうじゃ」 犬「はあ、はあッ、申し訳ございません申し訳ございません、ここでありますか? ここでありますか!」 d「んっはーーー! そこじゃ、そこが気持ちいいんじゃ、お主なかなか壷を心得ておるのう」 犬「ありがたき幸せ、ありがたき幸せ!」 d「どうでもいいんじゃが、さっきから何か硬いモノが当たるのだが、なんじゃろか?」 犬「!! こ、これは……つまり、その。まっさあじ棒、そうまっさあじ棒でございま…すっ!」 d「そうか、よきにはからえ」 犬「そうであります、まっさあじ棒なのであります」 d「しかしなんじゃな、そのなんとか棒とやら、あまり活躍しておらぬな、どれワシが使うからよこせ、えいやっ!」 ポンッ 犬 なんか適当に死ぬ