皆さんは「夢を見た」という感覚が残っていると感じたことはありませんか? それも明確に「現実」であるように見た感覚が残っていることが 実はそれは「夢」ではないかもしれません 今回はそんなお話をしてみようと思います 我々は社会という中で人の最期に「死」という概念を持っています また仏教などの宗教ではさらに「死」の後の所謂「あの世」という概念があるようです そしてまた生まれ変わってこの世に来る「輪廻転生」という概念もあると 話を最初に戻しましょう 皆さんが「夢」だと思っていること及びその世界、そして皆さんがいる「今」どちらも「本当の世界」だとしたら? 私は常々思っていたのです 人間の意識の中には「死」という概念は存在しないのではないかと つまり「今」も「夢」もどちらの世界でも我々は「生きて」いるのです 「夢」の中で自分以外の自分になって生活をしていることはありませんか? そしてそれがリアルな感覚として残っていることは? それこそがもうひとつのあなたの「世界」なのです だからこそ感覚も残っているし起きてすぐ「現実」なのか「夢」なのか区別が付かないことがあるのです そしてそのような日々を続けてある日そのまま目覚めなくなることがありますね それが「死」であります しかし私はこう思う 目覚めなくなっても「夢」の世界は続いているのです なぜなら「夢」の世界もまぎれもない「現実」なのですから そして「夢」の世界で眠るとまた新たな「現実」の世界で別のキャラクターとして生活が始まる 「夢」の世界で「死」を迎えると「現実の夢」の中で新たな生活が始まる いやこちらが「現実」で今が「夢」なのかもしれませんがね つまり常に「私」はどこかに「存在」し休む時間などは与えられていないわけです それが永遠に続いていくと考えると「死」という概念に疑問が生まれてくるというわけです こちらの「夢」があちらの「現実」であちらの「夢」がこちらの「現実」なのです 何度「死」を迎えても終わらない「私」という牢獄に気付いた時私に戦慄が走りました 終わらない輪舞(ロンド)を踊り続けているのですから・・・ その旋律に気付いてしまった方はこの輪舞に取り込まれてしまうのでしょう 私のように・・・ あなたが今感じている、生きている世界は本当に現実ですか・・・?