【台本名】ウェッティと賢者の石 【登場人物 ()内はセリフ数】 ロー・シオン・ペペ(6):ジュンジュワー王国の王女。隠密行動で地球に潜伏している スレ・ド・ライ(13):ド・ライ家の戦士。ペペ王女を見つけ、乾燥させることが使命 ウェッティ(11):ジュンジュワー王国の守護神。とりあえずウェット。 ------------------------------------------------------------ ペペ01「イヤ!なにするの!やめて!」 スレ・ド・ライ01「ふっふっふ…ようやく見つけたぞ、ロー・シオン・ペペ…   お前は、我がド・ライ家の敵。ここで命を落としてもらう!覚悟!」 (SE:ジュッとかの焼ける音) ペペ02「いやぁ!!!!!」 スレ・ド・ライ02「どうだ?一瞬でも乾いた気持ちは…ほぅら、どんどん乾いていくぞ…?」 ペペ03「たすけて…救けて!ウェッティ!!!」 スレ・ド・ライ03「ウェッティだと?…ふん!あいつはココには来ない!さあ、乾ききるが良い!ペペ!」 ウェッティ01「まてぃ!」 スレ・ド・ライ04「何奴!?」 ウェッティ02「乾いた体に水分を!乾いたスレには潤いを!呼ばれて参上、ウェッティ!」 ペペ04「ウェッティ!!!」 スレ・ド・ライ05「ウェッティ!!…貴様!どうしてここが!」 ウェッティ03「ジュンジュワー王国の守護神であるこの私が、ここに居ない理由はない!   今すぐ、そのカサカサの手を離すんだ!」 スレ・ド・ライ06「ふん!貴様に何が出来る!   …ほら、お嬢様がどんどん乾燥肌になっていくぞ〜?さぁどうする?ウェッティさんよぉ!」 ペペ05「ウェッティ…私はもうダメかもしれない…だから、私を犠牲にして、ド・ライ家の野望を打ち砕いて!」 (SE:キラーンとかの光る音) ウェッティ04「お、王女様!…はっ…あの石は…そうか!俺があの賢者の石に転生すれば…   よし!ウェッティ〜!!シチュエーション・ア〜〜〜ップ!!」 スレ・ド・ライ07「しまった!そんな手を使ってくるとはっっ!」 ウェッティ05「想像してみよう!例えば、電車の車内!」 スレ・ド・ライ08「ぬ!?」 ウェッティ06「となりのオッサンの二の腕と、自分の二の腕が当たっている!」 スレ・ド・ライ09「ぐぬぬぬ!?」 ウェッティ07「想像してみよう!例えば、相撲の試合!」 スレ・ド・ライ10「ぐはぁっ!!」 ウェッティ08「換気の少ない室内環境でぶつかり合う、男と男の肌と汗!」 スレ・ド・ライ11「や、やめてくれ!もう勘弁してくれ!!」 ウェッティ09「これでトドメだ!想像してみよう!例えば、デブのワキ!」 スレ・ド・ライ12「ひ、ひぃぃぃぃいぃぃ!!」 ウェッティ10「真冬でも真夏でも、常に汗をかいているあの部分! スレ・ド・ライ13「・・・あぁ、ウェッティ〜〜〜〜!!!」 (SE:ちゅどーんとかの爆発音) ペペ06「ありがとう!ウェッテ・・・あ、うん、ごめん。いくら守護神で命の恩人でも、    少しは体を拭かないと、ハグどころか握手もちょっと・・・ね。」 ウェッティ11「・・・のぅ・・・」