『放課後のジョーカー』 最近、学校で奇妙な出来事が起こっている それまで普通に過ごしていた女子生徒が突然、学校から消えるというものだ 消えた女子生徒たちの靴箱には決まって、あるものが落ちているらしい それが 『初めまして。君をずっと見ていました  君はもう逃げられません。        =放課後のジョーカー=』 と書かれたトランプという噂だ。 このトランプが靴箱に入っていた女子生徒はその日の内に消える・・・ この出来事は瞬く間に学校中に広まり、皆の話題になっていた しかし、教師たちはこの出来事に関して口を濁す そのような事実はない。と言わんばかりに 佐藤「アンタそろそろバイトの時間でしょ?もういいよ。    ありごとう。手伝ってくれて」 西原「えー?大丈夫?もう少し手伝うよ?」 佐藤「いいっていいって!ほら、バイト頑張ってきなよ!」 西原「うん・・・。じゃ、また明日ね」 佐藤「乙〜。んじゃまた明日。ばいばーい」 西原「優子の手伝い少ししかできなかったなー。バイトの心配してくれて・・・    優しいんだから」 (靴箱の開く音:ガチャ) 西原「ん?何か入ってる・・・。ら、ラブレター・・・なわけないよね    え・・・こ、これって・・・」 『初めまして。君をずっと見ていました  君はもう逃げられません。        =放課後のジョーカー=』 西原「え?な、なんで??なんで私なの・・・。なんで・・・キャッ!!!」 安藤「西原が消えた?!!!!」 (教室のざわめき) 佐藤「私の・・・私のせいだ・・・    リカ・・・ごめん。ごめん・・・」 内田「落ち着け。まだアイツと決まったわけじゃ・・・」 安藤「何言ってんだよ!!アイツに決まってんだろ!    このトランプがお前見えないのかよ!!!!!!」 内田「見えてるさ・・・。あの噂が本当なんだって。信じたくないんだよ。    噂だけだったものが今、目の前にあるなんて信じたくないんだよ・・・」 佐藤「放課後の・・・ジョーカー・・・」 内田「リカを助ける」 安藤「あぁ」 こうしてリカを助けるため、放課後、夕闇に染まっていく学校で 俺たち3人は放課後のジョーカーと戦う 内田視点でのお話です。 「」のない冒頭、最後は内田が読んでくだしあ ジョーカーさんの所はジョーカーさんが(この一文だけですがwww) 佐藤ちゃん西原ちゃんは女の子 安藤くんは熱くなりやすい感じの男の子 内田くんは主人公なので冷静っぽい感じ 無視して感じたまま読んでもらって結構です 感じたままで。感じた・・・感じた・・・・